工事写真とは
工事写真とは
《工事写真》・・・工事の手順を初め(施工前)から終わり(施工後)まで工程ごとに撮影した写真のことです。
《工事写真帳》・・・工事写真に項目・説明などを記載して印刷し、まとめたものです。
【工事写真の必要性・活用度】
《お客様》
- きちんと記録を残し、細やかに情報を開示してくれることで不安がなくなり、信頼が生まれる
- 施工時に不具合・手抜きがないかどうかの、確認材料になる
- 次回工事の際、資料として活用できる
《施工業者》
- 資料作り・施工実績・ホームページ掲載など幅広い方法で活用できる
- お客様に自信をもって工事完了の報告ができる → 信頼につながる
- 万が一不具合が発生した場合にも、しっかり施工したことの証明・確認ができる
【工事写真・写真帳のない業者の実態】
- 撮影はするが、写真帳は作成しない
- 撮影枚数が足りていない
- 撮影しない
- 撮影方法の指示・フォーマットが定まっていないため作成できない
- 施工過程を省くなどして、手抜き工事しているため、工事過程をしっかり見せられない
このような実態から、工事写真がしっかり記録として残っていない施工業者さんは意外にもたくさん存在します。
【撮影ポイント】
工事写真は工程ごとの写真をその都度撮影していくものです。
撮影時のポイントは?
- 1項目に対して様々な角度から撮影する
- 1項目に対して最低でも10枚ほど撮影する。多いほど選択肢が広がるので良い
- サイズを指定したものにしっかり合わせる
- 明るさ、撮影時刻などを考慮する
- 撮り忘れないようにチェックリストで確認などする
- カメラは丁寧に取り扱う
- レンズの汚れはしっかりとふき取って撮影する
このようなポイントをしっかり押さえ、業務内容にしっかり組み込んでいる業者さんは優良業者であることが多いでしょう。
【最後に】
工事写真1つとっても、しっかりと対応している業者さんであれば、このような細やかな工夫がなされているのです。
工事を依頼する際には、施工内容ももちろんですが、その他小さなことでも気になる事に関しては質問することが大事です。
信頼できる業者さんならば、丁寧な対応がかえってくる、職人への行き届いた教育・指導などから誠意は伝わってくると思います。
一生のうち、そう何度も工事する機会はないからこそ、しっかりと対応してくれる優良な業者さん選びをしていただきたいです。