塗装工事中の生活について【疑問と対策】

塗装工事中の生活について 【疑問と対策】

塗装工事期間中はどのようにして生活すればよいのか?着工する前に知りたい、生活面に関する情報をご紹介します!

塗装工事中の生活で気を付けるポイントを知り、安心して塗装工事を迎えましょう。

【塗装工事中の生活】

外壁・屋根塗装は実際行ってみないとわからないことがたくさんあります。
普段の生活の中で何気なくやっていることが当たり前にできなくなったり、
制限されてしまう中、不安を軽減させ上手に生活するためにはどうしたらよいか。
初めての方にもわかりやすく、ご紹介していきたいと思います。

 

【工事の流れ】

まずは、塗装工事の大まかな流れからご説明します。

問い合わせ ⇒ 現場調査 ⇒ 見積り ⇒ 契約成立 ⇒ 近隣住民への挨拶まわり ⇒ 足場組立 ⇒ 高圧洗浄 ⇒下地処理 ⇒ 塗装1回目 ⇒ 塗装2回目 ⇒ 塗装3回目 ⇒ 仕上げ・最終チェック ⇒ 足場解体 ⇒ 工事完了

 

特殊な工事になれば工程は多少変わってきますが、基本的にはこのような流れで塗装工事が進んでいきます。

中には工程を省いたりする悪徳業者がいることもありますので、業者選びは慎重に行ってください。

 

【工事期間中の不安と疑問まとめ

  • 塗料のにおいの影響
  • 換気してもいいのか
  • 洗濯物は外に干せるのか
  • 外出は自由にできるのか
  • 窓は開けられるのか
  • 足場から誰か人が入ってこないか

などなど、施工前にしっかり確認しておかないと不安なことはたくさんあります。

 

【工事期間中の生活に関する Q&A】

 

Q . 工事期間中の洗濯物はどこに干せばいいのか?

A . 部屋干し

〈外に干すと、塗料が飛び散ったり・匂いが衣類についてしまうため、業者の方から工事前にお断りを入れることが多いです。部屋干し以外でしたら、コインランドリーを利用するのも一つの手です。〉

 

 

Q . 工事中に留守にしてもいいのか?

A . 留守にする際には、業者に一声かけ、必ず施錠をしてください。

留守中の器物破損や盗難など、万が一の事も考えると十分な注意が必要になります。

〈工事中とはいえ、どうしても留守にしないといけない用事がある場合も出てきます。急な用事で家を空ける際には礼儀として塗装業者さんに一声かけておきましょう。その際には、施錠は必ずしておくことが大事です。信頼関係のある業者だとしても、お互いの保身のためにも万が一の事態を招かないように対応しましょう。〉

〈家の中にはどうしても入られたくないという方もいらっしゃるかと思います。業者によっては家の中に入ることなく施工が可能になる場合もありますが、費用が別途かかることも考慮しておいてください。〉

 

 

Q . 風通しが気になる場合の対策は?

A . 工事が終わるまでは基本窓は開けないで我慢する。
換気扇も基本はNG。工事によっては窓を開けることもできますが、あまりお勧めはできません。換気対策として養生の工夫をして風通しができるように対応してくれる優良な業者さんなどももあります。換気対策で気になることがある場は前もって業者さんに相談をしてみるといいでしょう。

〈外壁塗装を行っている壁の反対側に窓がある場合は、窓を開けて換気をしても大丈夫です。室内に漂ってくる臭いを外に追い出すような感じで、サーキュレーターや扇風機の風を窓に向けて送りましょう。外壁塗装をしている場所に近いところに換気扇がある場合は、外の臭いが入ってくるので使用しないでください。〉

 

 

Q .  工事期間中の騒音問題は?

A .【足場工事】 ⇒ 組立時・解体時の金属音、【高圧洗浄】 ⇒ 外壁塗装の汚れを落とす際の洗浄音、【ケレン】 ⇒ 金属の錆落としをする際の削り音など

〈足場組立時の金属音に関しては、工事の最初と最後になります。足場を組むときに発生する音の大きさは80dbから90dbほどです。電車の車内の音の大きさが約80db、騒々しい工場、カラオケの室内で約90dbです。室内で感じる騒音に関して、非常にうるさいと言われているのが約75dbですから、騒音と言っていいレベルです。ただし、足場は1日で組み終わりますので、その日の作業時間だけ留守にするなどして対策をしてみてください。
高圧洗浄・ケレンは塗装前に行うので、塗装工事が始まれば音もあまりしなくなります。また、足場を移動する際にも足音や物音はありますが、騒音と呼べるものではないので安心してください。

※質の悪い業者の場合、職人のマナーが叩き込まれていないため、しゃべり声・笑い声・ゴミを散らかしたりと、とても気分の悪い塗装中の生活になってしまいます。必ず塗装は優良で信頼のおける業者さんへ依頼しましょう。

 

 

Q . 塗料の匂いの影響は?

A . 外壁塗装用塗料の臭いの原因は、塗料を薄めるために使用するシンナー(有機溶剤)が原因です。

〈シンナーといっても、さまざまな種類があります。外壁塗装時に使用される有機溶剤シンナーが強い臭いを発するために、塗装期間中は強い臭いが家の中まで漂います。できるだけシンナーの影響を身体に受けないようにするには、どのような対策をすればよいか。
《臭いの少ない塗料を選ぶ》
最近ではVOC(揮発性有機化合物)が少ない塗料が出ています。さらに、有害物質の少ない水性塗料も多くなっているのです。外壁塗装を依頼するときには、業者に臭いの少ない塗料を使ってもらうよう相談してください。
また、外壁塗装に限らず塗料を使用する仕事に対しては、厚生労働省から様々な義務づけをされています。「特殊健康診断」といい、「じん肺健康診断」、「有機溶剤中毒予防健康診断」など作業内容によって特別な健康診断を受ける必要があります。
最近ではVOC(揮発性有機化合物)が少ない低VOC塗料も増えているので、赤ちゃんや小さなお子さん、ペットなどがいるご家庭の場合は低VOC塗料を使用するほうがよいでしょう。〉

 

この他にも、工事期間中の生活面に関する疑問は色々あるかと思います。

わからないことがあれば、必ず前もって業者さんに質問・相談しましょう!

工事前にこうした不安を解消しておくと、ストレスなく工事期間を過ごすことができます。


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