• 2018.05.16

マンション改修設計コンサルタント協会 不適切コンサルの撲滅へ

2017年12月に発足したマンション改修設計コンサルタント協会の代表理事を務め、自らが経営する翔設計でマンション改修の設計コンサルタント業務を行っている貴船美彦氏に業界の歴史と課題を聞きました。

マンションの大規模修繕業界で、たびたび問題が取り沙汰されている改修設計コンサルタント。

マンションの大規模修繕には、何億円もお金がかかります。

マンション改修設計コンサルタントに求められるのは、修繕費を正しく使うためのジャッジとサポートです。

そのために必要なのは、施工技術だけではなく、30年、40年先のことを考えた修繕計画を立てる力になります。

もちろん、財政的な面も踏まえた上で。

さらには、住民の合意形成のサポートや工事内容の説明。そういうものを含めての技術総合力です。

正直なところ、改修設計コンサルタント会社の技術力の振れ幅は大きいです。

新築ですと少なくても確認申請は責任の範囲も大きいので、あまりに技能がない人は入って来ません。

ですが、改修ですと極端に言えばやったことのない人でもできてしまうのです。

改修設計コンサルタントに関する国の資格制度がないことも、要因の1つです。

記事掲載はこちらになります→リフォーム産業新聞